羽ペンの歴史は筆記具としての歴史です。
最も古い記述は7世紀の物ですが既に一般的に使用されていたようです。
羽ペンはその書き心地の良さと美しさから
千年以上筆記具として使われ続けました。
10世紀頃オリエントからヨーロッパへと伝わったガラス製造は
アドリア海の女王ベネチアで最も美しい工芸品の一つとして昇華しました。
ベネチア総督”ドージェ”を初め
カトリーヌ・ド・メディチやフランソワ1世など
貴族達を魅了しました。
長い歴史のなかで生まれたこれらの筆記具は
現代のヨーロッパでも正式な文房具としての地位を築いています。